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BOSE(スチャダラパー)

スチャダラパーのMC担当。1990年にアルバム「スチャダラ大作戦」でデビュー。94年には小沢健二との共作による「今夜はブギーバック」が話題となる。以来ヒップホップ最前線でフレッシュな名曲を日夜作り続けている。
個人活動として、94年から、フジテレビ系列番組「ポンキッキーズ」に約4年間出演。以後、テレビ・ラジオ・舞台・CM出演、ナレーション、執筆、ゲーマーなど、幅広いジャンルで活動中。
現在、ゲームマガジン「ファミ通WaveDVD」で「ボーズの○○タイム」連載中。また、08年12月2日に、双葉社より、人気ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載した、『明日に向かって捨てろ!!〜ボーズの脱アーカイブ宣言〜』を出版。
スチャダラパーとして、11枚目となるニューアルバム「11」、09年に敢行したツアーライブ映像とその裏側を捉えたドキュメンタリー映像を収録したDVD「スチャダラパーの悪夢」が絶賛発売中。
今年2010年、デビュー20周年を迎え、2月24日にベストアルバム「THE BEST OF スチャダラパー 1990〜2010」をリリース予定。さらに、20周年記念イベントを、5月9日に日比谷野外大音楽堂(東京)、5月29日に大阪城音楽堂(大阪)にて開催予定。

[http://www.schadaraparr.net/(for PC)]
[http://rrmobile.jp/sdp/(for MOBILE)]

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沖縄!!!

July 1, 2009

もうとっくに帰って来ていますが、もうちょっと沖縄の話で。

沖縄の道をレンタカーで走っていて、目立つのは軽自動車やコンパクトなクルマの多さ。
64.jpg
夕方に58号線なんかを走ってると、こんな風にまわりが全部軽自動車で、
なんだかマリオカートとかのレースゲームをやってるような気分。
しかも、みんな小さいので道が広く感じて走りやすい。

日本ぐらいの国土なら、本当はこれが正しいクルマのサイズのような気がするんだけど、
東京なんかでは、こうはいかないですよね。
アメリカ製の超でっかいSUVとか、欧州産の元軍用車とか、小さくないけど名前はミニバンとか、
300キロ以上出るスーパーカーとか。

沖縄の場合、収入という面ももちろんあるんでしょうけど、
やっぱり小さい島だから端から端まで走ってもたかが知れているし、
特に高い山なんかもないっていうことが、
みんな軽自動車で十分だっていう選択に繋がっていると思うんです。

一方、東京やその他の大都市では、
収入が多いっていうのも理由のひとつなんだろうけど、
「もしかしたら、大勢でスゴく遠くまでドライブしたり、めちゃくちゃ急な斜面を登ることもあるかも」
っていうぼんやりとしたイメージとかコマーシャルによる刷り込みで、
こういう少し間違った選択になっているような気がするんです。

だって、1リッターで3キロぐらいしか走らない軍用車で45度の斜面を登るとか、
大家族を9人乗せて、2000キロ走破するとか、
260キロ出して、東京大阪間を2時間半で走りきるとか、
実際には、そんな状況ないですよね。

これは自動車でも、家電でも、なんだってそうですけど、
企業や代理店なんかが作るイメージによって、
なるべく値段が高くて、本当は無駄なんだけど、なんだか便利そうな機能がいっぱい付いたものを
むやみに買わされているという、実は悲しい話だと思うんですよね。

今使っている掃除機よりも、もっともっと吸い込める高級な掃除機とか、
家の洗濯機よりも、仕上がりが少しやわらかい、大きめの洗濯機とか、
そのパソコンよりも、もう少し画面が薄くて処理速度がちょっと速いパソコンとか。

こういうものを一生懸命作って、いつまでも売り続けるっていうことが、
新聞やテレビでよく聞く、「企業努力」とかいうものなら、
そんな努力、もう、してくれなくていいんですけどね。

ともかく、
そんなマリオカート気分の楽しいドライブをしながら辿り着いたのは、
古宇利島という、もの凄く綺麗な島。
島なんだけど、2005年に開通した古宇利大橋のおかげで、
クルマでも気軽に行けるようになったみたいです。
こうりおおはし.jpg
少し曇っていて寒かったけど、思い切って泳いでみたら、海も綺麗でめちゃくちゃ気持ちよくて、
途中から合流した荒川良々くんと一緒に、思わずはしゃいでしまった。
よしよしとぼーず.jpg
のんきに海に浮かんだりしたあと、クルマで島を走ってみたりしたんですが、
あっという間に一周出来るぐらいの大きさで、ホントに美しい。

そんで、ふと思ったのは、この島に元々住んでいた人たちにとって、
この橋は本当に必要だったんだろうかっていうこと。

例えば、この橋が出来たおかげで、僕たちみたいな旅行者が気軽に行けるようになって、観光産業が潤ったとか、
島にはないような、大きな病院にすぐ行けるようになったとか、
表向きの理由はいくらでもつけられると思う。

でも、どうだろう、そのために何百億円も使ってこの橋を架けることが、
本当に必要だったんだろうか。
地元のおばあ達は、クルマで行けるようになったJUSCOで、
油をいっぱい使ったお惣菜や、本土から来たお菓子やなんかを
本当に買いたかったのか。
もし同じお金を古宇利島の人たちのために使うなら、もっと全然ちゃんとした使い方があったはずだし、
おばあ達には、そんな何百億円なんていう馬鹿げた額のお金は必要なかったと思う。


こういう無駄なんじゃないかなっていう建設は沖縄だけの話ではなくて、
日本中にあることですよね。
ぼくは20年以上東京に住んでいますが、
首都高速中央環状新宿線とかいう道路のまったく終わらない建設のおかげで、
山手通りの松見坂から代々木八幡ぐらいまでがスムースに流れているのを
一回も体験したことがない!
山手の渋滞.jpg
この高速やそれ以外の日本中で建設中の橋や道路、
どれもこれも、本当にちゃんと未来に繋がっていくんでしょうか?

July 1, 2009 , 10:14 AM

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