2007 SPRING SUMMER PARIS COLLECTION DIARY #5
October 17, 2006
9/30
オーディションが午後からのため午前中はのんびりムード。
もうやることはやった訳で的な開き直りフィーリング。
何にしろ夕方に到着する残りのショーサンプルをチェックしない事には
話になりません。それが到着してやっと今回のコレクションの全貌が
見れる訳で。到着までそわそわ落ち着かず。
オーディションスタートと共に急に慌ただしくなる。
人気モデル達はミラノコレクションからまだパリ入りしていないため
キャスティング足踏み状態。
そんな中マークジェイコブスから花束が届く。粋な計らい。
様々な種類、様々な色のバラの束、物凄いキレイ。
流石マーク。アトリエの住所も教えていないのに恐れ入ります。
そうこうしているうちに午後6時、2便無事到着。
みんなで一斉に段ボールを開けサンプルをラックにかける。
おっ!これ良い出来!、からこのままじゃショーに出せない...的な
出来まで様々。少しネガティブになりつつも気を取り戻し
最終コーディネイトチェック開始。
東京で間に合わず見れなかったコーディネイトを片っ端から
着てもらう。それに対しパンツの丈やアクセサー、シューズ類も同時にチェック。
ひたすら集中集中。
途中我に返りふと思う。
今までと随分と違う。
コーディネイト、雰囲気ともに軽やか。
しかしこれぞ今回自分が目指していた方向。
少し戸惑いつつも続行。
正直良い出来だと思った。
軽さ、美しさ、華やかさ、可愛らしさ、爽やかさ....
女の人が求める...さ、が沢山つまっている。
純粋に女の人が喜びフワッとした気持ちで良い気分に浸れるショー。
どうなることやら。
UNDERCOVER初の試みにエキサイトしつつも少々ナーバス。
コーディネイトチェック終了後、出の順番決めを若槻さんと行う。
相変わらずすんなり決まる。
なんだかんだ全て終了したのが2時近く。
明日は終日フィッティング、お疲れさまでした。
2007 S/S "PURPLE" MUSIC LIST
PERFORMED BY : NOUVELLE VAGUE
1:THE KILLING MOON
originally recorded by Echo & the Bunnymen
2:THIS IS NOT A LOVE SONG
originally recorded by P.I.L
3:GUNS OF BRIXTON
originally recorded by THE CLASH
4:HUMAN FLY
originally recorded by THE CRAMPS
5:FRIDAY NIGHT SATURDAY MORNING
originally recorded by SPECIALS
6:FADE TO GREY
originally recorded by VISAGE

NOUVELLE VAGUE

NOUVELLE VAGUE "Bande A Part"
2007 SPRING SUMMER PARIS COLLECTION DIARY #4
October 17, 2006
9/29
昼ショー会場のホテル"WESTIN PARIS"に下見に向かう。
荘厳な広間に圧倒される。深いゴールドと趣のあるレリーフや絵画が
ひしめき合う大広間、素晴らしいの一言。
演出の若槻さん、照明の関根さん、舞台のジャンポール、プレスのミッシェルたちと
軽く全体のミーティングを済ませアトリエに戻る。
午後からモデルのオーディション開始。
今回キャスティングチームを変更してのトライ。
初日にしてはまあまあの出だし。
フレッシュなモデルを数人FIX。
夕飯はインドカレー。
何回注文しても味のないラッシーが来る素敵なお店。
ホテルに戻って読書"Touching from a Distance: Ian Curtis and Joy Division"。
JOY DIVISIONのボーカリストIAN CURTISのストーリー本、奥さんが
書いているのだが何やら歯切れの悪い内容に睡魔が襲う。
明日は2便のスタッフと残りのショーサンプルが到着する日。
架橋架橋でございます。
つづく。
2007 SPRING SUMMER PARIS COLLECTION DIARY #3
October 17, 2006
9/29
午前10時マレのアトリエ集合。
ラックには昨日自分たちと一緒に到着したコレクションサンプル
が並んでいる。
こうしてみると今回のコレクションが今までと大きく異なることを実感。
始めて挑んだ"SEXY"という壁。
日本人デザイナーがぶち当たる大きな壁。
以前からこの壁には興味があったが今回、万を熟しての挑戦。
自分の限界を超える大事な一戦と言っては大袈裟かもしれないが
今回のコレクションはそれに価する。
ここパリに発表の場を移し早5年、計9回目のコレクション。
毎回が自分との戦い。尋常ではありません。
とかいいながら好きでやってるんだけどね。
しかしこのパリというファッションのメッカ、特にこのコレクション時期
の街の活気凄いです。国をあげてのファッションウィーク、その歴史の
深さの中に自分の身を投じるとは10年前想像もしていなかった。
ただただ若さと勢いで突っ走った20代。
パリコレなんて王道なんて、てな感じがパンクでしょみたいな浅はかだった
自分に恥ずかしさを感じてしまう今日この頃。
そんなふうにピュアにファッションに立ち向かわせてくれる
何かが潜むここパリ、やはりただ者ではありません。
今となっては大好きな街です。
つづく。
2007 SPRING SUMMER PARIS COLLECTION DIARY #2
October 10, 2006
パリ到着翌日デジカメ(壊れやすくて有名なGR、
これで3度目二度と買わない)落として壊れてしまいました。
よって写真一枚も撮れてません。
これから写真かき集めますんで後日再びアップします。
今回はUNDERCOVER流セクシークローズを作ってみました。
今までで初の試み題して"PURPLE"。
評価は今までで一番良いかも。
詳細は後日ということでお楽しみに。

ANN DEMEULMEESTERのショーバックステージにてPATTI SMITHと。(撮影.大塚博美)