"Avakareta Life"
March 7, 2010
"Avakareta Life"
UNDERCOVER 2010-2011 AUTUMN WINTERニューコレクションが
style.comで発表されたので、僕自ら今回の趣旨を説明しようと思う。
テーマは "Avakareta Life" (アバカレタ.ライフ)。
何でもない日常の一コマを切り取ったシーズン。
そしてショー的な現実味の無いキメすぎなコーディネイトを捨て、とことん日常にこだわり
それを誇張させたルックブックをカメラマン守本と創ってみました。
自分や家族、友人、周りを囲む人々が普段の生活で身にまとっている服。
近所のスーパーにいったり、お茶を飲みに行ったり、家でテレビを見ていたり、
街角でタクシーを止めていたり...そんな日常をデザインしたシーズンです。
よく考えると今までそこまで"フツー"にこだわったシーズンは一度もなかった。
どちらかというと今までのUNDERCOVERは、ショー映えを重視したキメキメの
トーテルコーディネイトがほとんどだった。
しかしふと自分や家族を含め普段の生活で着ているデザインやコーディネイトを
見たときに、あまりのギャップの大きさに自分が創り上げたクリエションに
対し疑問を抱いてしまった。
じゃあ一体、僕は普段どんな格好をして何をしているのか?。
そう考えると決して着飾ってはいないし、逆にかなり肩の力の抜けた
コーディネイトやデザインを見にまとっているのが僕の日常。
まさに"ソコ"がテーマです。
レディースでは一見何でもないカジュアルなデザインを、パターン数を極端に
少なく作ったり、前回の"LESS BUT BETTER"の精神を引き続き引用していたりする。
その辺りのポイントは写真では判断しにくいので実際に服を手に取っていただきたい。
何気ないがとても興味深いパターンになっています。
そこまで日常にこだわった作品をどう写真に収めようと考えたとき、フツーの
モデルさんがそれを着ても現実味が薄れてしまう。
だったら誰がモデルをやったらよりリアルなのか?。
考えた結果、メンズのモデルは自分、レディースのモデルは僕の奥さんのRICOが一番
説得力があるのではということで、前代未聞の自作自演をきめたわけです。
ファッション業界ではViktor and Rolfやジョンガリアーノのような出たがりのデザイナーも
いるが僕は全くそうではありません。
どちらかというとかなりシャイです。
でも今回は自分が出るべきだと思い、決心しました。
正直カメラマン守本もやりずらかったでしょう。
なにせ僕とRICOですから。
自らモデルをやるという意思をスタッフに告げるときもかなりの勇気がいりました。
「頭おかしくなっちゃったんじゃないか!?」...そう思われたかもしれない。
まぁとにかくメオトで自作自演し、体を張ってみました。
style.comでは今のところレディースバージョンしか発表されていないので、
後ほどメンズバージョンをココでお見せしようと思う。
それみてどうぞ笑ってください。
そんな肩の力の抜けたシーズンです。






