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How Soon Is Now ?

September 27, 2016

いよいよ、目前に迫ったモリッシー来日公演。
日本公演以前のツアーのライブ映像が、続々とYOUTUBEにあがってる。
明日は、オレたちも合唱しような。


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Ghost In The Shell (2017) - Paramount Pictures

September 23, 2016

スカーレット・ヨハンソン主演、ハリウッドリメイク版『攻殻機動隊』のトレーラー。
いろいろヤバいぞ(笑)。





"KITANO"の登場に、#4のYOUTUBEのコメントが沸いてます。

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『コンビニ人間』、凄い。

September 21, 2016

直近の芥川賞受賞作の『コンビニ人間』。
勧められて読んでみたところ、物凄く面白いんで、驚いた。

コンビニ人間.jpg

ストーリーはタイトルそのまま、30代なかばにしてコンビニでアルバイトをしている、恋愛経験なしの独身女性が主人公。
彼女は子供の頃から、家族を含めた他人と感情や倫理観が全く共有できず(いわゆる「発達障害」って、やつですかね)、
社会に適応できないことに悩むのだけれど、大学時代にはじめたコンビニのバイトで、「コンビニの店員」という自分の役割を見つけ、
そこで初めて社会と接点を持ったことを実感し、文字通り「コンビニ人間」として、コンビニのために24時間生き始める
(小説冒頭、「コンビニ店員」として機械的にふるまう主人公の描写が凄い!)。
けれど、「コンビニのアルバイト店員」としてのみ社会に存在することは、やはり、「社会」が許さず、家族・知人から、就職や結婚といった、
女性として、あるいは、人間としての、一般的に「正しい」あり方をせよというプレッシャーが、彼女に向けられる。
そうした状況を彼女なりになんとか切り抜けようとするのだけれど、結果、「社会」における「普通」からは、どんどんかけ離れていく。
そんなとき、覇気の全くない、幼稚な屁理屈ばかリ言う、いかにもダメ人間な30代の男が主人公のコンビニに新人のバイトとしてやってきて......。

で、話の結末はどうなるかというと、実はどうにもならない。
けれど、この「どうにもならなさ」がこの小説の素晴らしいところなのだと思う。

扱っているテーマがテーマだけに、小説の全編にシニカルなユーモアが漂うのだけれど、この笑うに笑えない「ユーモア」の感覚に加え、
不条理なオブセッションが暴走し、社会からドロップアウトしていく(が、本人はそれによって、生きる意味を見つける)という構造は、
J.G.バラードの小説を彷彿とさせる、というのは見当違いだろうか。
一気に村田沙耶香さんのファンになりなした。


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