LIFE PCKING2.1、黒猫は空飛ぶロボットの夢をみるか?、素敵な星の旅行ガイド-Nextraveler-、人生を変える南の島々、2035年の世界、白本、黒本、青本、魂の再起動、身体の再起動、サヴァイブ南国日本、世界はすでに破綻しているのか? スーパーフード、モノを捨てよ、世界へ出よう、人口18万人の街が、なぜ美食世界一になれたのか? オーガニック革命、サバイバル時代の健康術、時代を生きる力、私の名前は高城剛、住所不定、職業不明。
December 25, 2016 , 7:07 PM
ベストオブ2016。
今年は、例年にも増して忙しい一年だった。
珍しく渡航した国を数えてみると、一年間に訪れたのは71カ国。
その内、米国や中国など、別都市に複数回訪れている国も多く、延べで数えたら年間渡航100カ国は超えているだろう。
そこで、毎年この時期にお伝えしている私的なベストガジェットは、
今年も後続商品ばかりで、あたらしいアイデアを持つ逸品が出なかったこともあって、
私的なベストデスティネーションをお届けしたいと思う。
第1位 フローレス島(ポルトガル)
噂には聞いていたが、花が咲く時期に訪れると「桃源郷」だと言われるのは、本当だと実感した。
LCCも開通し、アクセスも容易になったこともあって、
今後、世界的に注目を集めるだろう。
第2位 ハヴァイ(ライアテア島)
ハワイにオリジナルがある、と聞いて、いつかは訪れたいと思っていた場所。
数年に一度、ポリネシアの神職がこの島に集まる機を狙って訪れた。
ここから北に向かったポリネシアンが移り住んだのが、僕らの知るハワイだ。
第3位 マダガスカル
僕なりの時間をかけて、北から南まで縦断した。
欧州の人たちのバケーション地として躍進するノシベもいいが、
やはり、モロンダバがマダガスカルらしいと思う。
この国は、バニラが美味しい。
第4位 バヌアツ
バンジージャンプは、基本的に地面に激突するものだとは知らなかったし、
世界でもっとも火口に近づける、というより噴火する火口の縁を歩ける、色々死と隣り合わせの驚きの国。
ここで地震が起きると、数週間後に日本で地震が起きる「バヌアツの法則」は、いまや定説。
第5位 レユニオン
火山島のレユニオンは、車ではアクセスできない村々があり、丸一日かけてクレーターを下降する。
そこには、太古から同じ暮らしを営む人たちが、今もいる。
振り返ると、結局僕は火山島が好きなんだと思う。
たぶんだけど、火山が多い島国の生まれだからだろう。
さて、ベストガジェットというほどではないが、小型ドローンは面白い商品がいくつか出た。
甲乙つけがたいが、
Dobby、Hubsan X4 H502、Hover Camera Passport
この3台は、今年よく遊び、よく壊した(汗)。
なにしろ、規制適用外だから調子に乗って、ムチャな改造を施して、ムチャな場所で、ムチャなセッティングをして、ムチャに飛ばしたから、、、。
また、今年何度も読み返した私的なベストブックは、イスラエルの歴史家ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」。
「文明の構造と人類の幸福」という日本語の副題もなかなか良いが、
過去だけではなく、人類の未来について言及しているのが面白い。
良く言えば「イマジネーション」、悪く言えば「妄想」や「共同幻想」が、人類の力だとするのは興味深い。
まさにテレビもインターネットもサピエンスらしい産物なのだろう。
最後に、今月両国国技館で行った「読者感謝大忘年会」にご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。
7000人もの方々にお越しいただき、嬉しい限りです。
とても楽しい一夜でした。
今後もライブならではの面白さを追求したいと思いますので、懲りずにお付き合いください。
皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。