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高城 剛

1964年葛飾柴又生まれ。
日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、
メディアを超えて横断的に活動。
著書に『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、
『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。

自身も数多くのメディアに登場し、NIKE、NTT、パナソニック、プレイステーション、
ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。
総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。
2008年より、拠点を欧州へ移し活動。
現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、
創造産業全般にわたって活躍。
ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。
最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

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変わらない波。

May 20, 2015

およそ25年ぶりに、インドネシアのニアス島に再訪した。

その昔は空港もなく、スマトラから漁船同然の船に乗り、
港から10時間以上かけジャングルを抜けて「目的地」を目指した。
そこには、世界最高のライトブレイクの波が来るという伝説のような話だけを頼りに、道無き道をどこまでも進んだことを、よく覚えている。

いまでは、この島に空港も出来て、舗装された道路が島を縦断し、ジープでジャングルを切り分けて進む必要もなくなった。

この島は、すっかり変わったしまった!と言いたいが、世界最高の波はいまも変わらない。
良い波を捕まえるためには、いまも昔も出向く必要があるのも変わらない。
世界が、少しだけ便利になった以外は。

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本を読む人々。

April 29, 2015

ニューヨークの地下鉄に乗っていると、
1年前より、明らかに書籍(紙)を読む人が増えている。
一方、車内でスマホを触る人は減っているように見える。

ニューヨークの地下鉄は、電波状態がよくないのは昔もいまも同じだが、
それをさておいても、車内はスマホ(減)、紙の書籍(増)は間違いない。

これが意味するとことが、スマホ文化の終焉(SNS等含む)なのか、
面白い本が増えているからなのか、景気のせいなのかわからない。
ただQEによってインフレ激しい米国で、相対的に書籍の価格は安価に感じるのは確かで、
なにかが変わってきていることも確かだ。
少なくともニューヨークでは。

実際、書店に立ち寄れば、確かに面白い書籍は増えているように思う。

出版業界やマスコミに勤める友人たちと食事をしていると、
日本ではトマピケティの「21世紀の資本」が、一切の値引きなしで6000円もして、
それでも10万部以上売れているんだ、と話すと、
「日本が羨ましい」と、誰もが言う。

たまたまだよ、といっても、
6000円の本が10万部も売れる国は世界で日本だけで、
ということは、面白い本を出せば売れるということのなによりの証で、
でも、日本が出版不況っていうのは、単に面白い本が出てないだけなのでは?、と至極まっとうな意見を言われる。

たしかに、日本の出版社は雑誌で食べていて、
その雑誌は大企業の広告で食べているから、
出版不況というより「出版社不況」で、なぜなら出版社というと聞こえがいいけど、実際は広告業だったわけで、
その雑誌広告激減のあおりで、書籍にコストと時間と人材がまわらず、
面白い(けど、少しコストがかかる)ような企画はたちまちボツになって、
インスタントな書籍が乱造されるようになっているのだろう。
たぶん、電子化やインターネットが出版不況の要因というのは、言い訳に過ぎない。

そう考えると、日本の構造不況の要因のひとつは「広告を取り巻く環境」にあるのだろうから、
その既得権が変わらない限り、日本は疲弊し、多くの者はやる気を失うのだろう。
いまの日本の問題は、経済政策の成否の問題以前だろうから。

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「黒本 弐」。

April 20, 2015

「歯磨きに入っている脳が溶ける物質とは?」
「バチカンの裏事情を知りたいです!」
「今後日本が戦争に突き進む可能性があると思いますか?」
「これって預金封鎖の前兆なのでは?」
「DJと資本主義、共同体、国家の関係性について。」
「2020年五輪の開催地に東京が選ばれた理由とその意義とは?」
「大麻を合法化することがハードドラッグの抑制につながるんでしょうか?」
「あげまんの見分け方の詳細をぜひ教えてください!」

メールマガジン「高城未来研究所 Future Report」の中のひとつである、
読者とのQAコーナーを再編集したベストセラー「黒本」シリーズの第二弾。

「黒本 弐」(280円)。
ついに発売!

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