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日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオ・ビエンナーレ」でグランプリを受賞。総務省情報通信審議会専門委員など要職歴任。六本木ヒルズのコマーシャルやルイ・ヴィトンのためのジャパニメーションのプロデュースなど、多方面で活躍。

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御礼。

February 6, 2010

今回、新書「オーガニック革命」を出版するにあたり、
はじめて一切のマスメディアのインタビューを受けずに、
ほとんどPRせず、リリースしました。

その売れ行きは、まだ三週間ですが、僕の過去の書籍のなかでもダントツです。

それは、多くの読者がブログやTwitterや読んで面白かったことをメールや口頭で、
「個人個人が人に伝える力」が増大する時代社会に住んでいるからに他なりません。
小さな行動でも、大きな志を持てば、その行動は決して小さいものではありません。
世界の景気はかつて無いほど酷いものですが、個人個人の伝える力はかつて無いほど大きくなっているのです。
だからこそ、いま未来の舵をとり間違えてはいけません。

社会は悪い方向に向かっているように見えますが、
それだけではない、と強く感じます。
そして、そのことを誰よりも実感でき、うれしく思います。

僕の本をわざわざ読んでくださる人たちは、
それなりの問題意識や危機感を持っていて、
日々も未来もどうにかしたい!もっと自分も世界中も楽しくしたい!という行動力や発進力を持つ人たちだと信じてます。

キャットストリートを歩く人が、日本発のイナセなストリートウエアの袋と、
取れ立ての新鮮な野菜やフルーツを抱えていたら、どんなに楽しいだろう?
よく知らない無愛想な店員が働くコンビニで買った「冬季限定」など印刷された食べ物より、
「高城さん、今年のリンゴは激レアの出来っす!」と、週末の表参道の路上で自ら作ったばかりの果実を勧める人の登場を、
どんなに有名なブランドの店の出店より心待ちにしているのです。
僕は、そんな日本の未来に憧れるのです。

きっかけは、オーガニックでもなんでもいいです。
日常のなかのちょっとした「自分革命」を起こせるかどうか?
焦点はそれだけです。

もう書籍を紙の形で出せるのは、ここ数年かもしれません。
DJとして、ヴァイナルレコードを出すことは、もう既に難しくなってきました。
だから、今年は一冊でも多くの本をお届けできるよう、僕なりに邁進したいと思います。

この場を借りて、まずは御礼申し上げます。
ありがとうございました。

高城 剛

NewBookNo1.jpg

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「過去からの未来映像」。

January 30, 2010

1987年。
あるビデオがアップル・コンピュータから公開された。
その名は、「ナレッジナビゲーター」。

着想から現実的な製品に落とし込むまで、
四半世紀、すなわち25年は要する。
だから、未来を開拓する者は、いつも25年先を生きねばならない。

FutureNews.jpg

こちらは昨年、僕が作った、とある未来の映像の1シーン。
画面の中の画像を引き延ばすのではなく、
ハードウエアそのもののサイズを変えられるよう、
まるめたり折り畳めたり小型化できるので、大型画面をいつも持ち歩けるようになっている。

四半世紀後、そのような製品が出るかわからないが、
夢を見る事はいつの時代も楽しい。

巷ではiPad(複合機)が話題だが、今年早々の僕のヒットは、Skiff Reader(専用機)かな。
今年の夏の発売が待ち遠しい。

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水の値段。

January 24, 2010

日本は、デフレだと言う。
これからインフレになるという。
なにを持ってそのように言うのか、僕にはなかなか理解できない。

例えば、人間にとって重要な水、ミネラルウォーターをみてみよう。

バルセロナでは、一般的に購入される水は、8リットル1.5ユーロ。
およそ200円である。
東京で一般的な水は、500ミリ130円である。

ご存知だと思うが、水の原価はほぼ無料だ。

そうすると、その水のコストは、
店の不動産代、流通代、人件費などがほとんどだということがわかる。
しかも、わざわざヨーロッパから水を持ってきて、高いに決まっている。

元々その商品とは本質的に無関係なコストがついていたものが、
安くなった、いらなくなったからデフレだ、不景気だというのはおかしい。
必要なものが、正しい価値に向かっているだけである。

不況だ、デフレだ、インフレが来るという人は山のようにいるけれど、
高速が安くなったし、山に美味しい水を汲みに行こう、という人はほとんどいない。
こんなに豊かな山河ある国なのに。
保健所の水質検査が大切なら、ちょっとした濾過ストローを持参すれば良い。

おわかりのように、
いまの問題は経済の問題ではなく、
価値観の変化の問題であり、今後も経済問題は解決しなくとも、
豊かな社会に変えられる方法はいっぱいある。

試しに、美味しい水を汲みに行ってみるといい。
ヨーロッパからやってきたペットボトルの水より遥かに美味しいから。

BCNwaterS.jpg

バルセロナでは、この8リットルのミネラルウォーター1.5ユーロでも、文句を言う人が多い。
皆、原価を知ってて、日々社会構造に疑問を抱いているからである。

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