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高城 剛

1964年葛飾柴又生まれ。
日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、
メディアを超えて横断的に活動。
著書に『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、
『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。

自身も数多くのメディアに登場し、NIKE、NTT、パナソニック、プレイステーション、
ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。
総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。
2008年より、拠点を欧州へ移し活動。
現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、
創造産業全般にわたって活躍。
ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。
最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

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極東の国から届く品。

September 20, 2014

香港の先達商場、バンコクのMBKにならぶ、
アジアを代表する携帯ビルであるクアラルンプールのプラザ・ローヤット。

マレーシアは、まだiPhone6の発売日ではないが、
あちこちの店頭で、「iPhone6あります!」の看板が目立つ。

怪しまれないように(!?)、バンコクから来たタイの小金持ちを装って内情を聞いてみると、
なんでも日本から今日空輸されると言う。
iPhone6 Plus(別名iPad mini mini)を見せて、と話すと、今夜到着するので実機はまだない、という。
その上、予定入荷数の半数になってしまったようで、買うなら今だ!としきりに店員は僕に話す。

まさかAppleが、あんなに否定していた「ファブレット」を出すとは思わなかったが、
中国市場からのオーダーには逆らえないようで、
ついに、マーケットから製品を作る会社になってしまったか、と感じる2014年秋。

僕のiPadやiPhoneの理解は、ハードではなく「iOSに箱をくっつけたもの」で、
なによりそのOSと連動するソフトウエアが大事で、それはアップルの場合はiTunesが成功の鍵だった。
すなわち、iOS(基本ソフト)とiTunes(対になるソフトおよびクラウド)の出来が良ければ、
実はハードやデザインはどうでもよく(あとでどうにでもなる)、その「箱」でもっとも大事なのはサイズ感だけになる。
それがファブレットなのは、驚愕だ。

また、apple watchもOS次第。
このOSの出来不出来で製品の未来が決まることになる。
OSが駄目だと、協力者がいなくなるので、いわゆる「エコシステム」なるものが形成できない。
デザインは二号機でどうにでもなるから。
すなわち、SDK=WatchKit次第となる(カーネルはiOSで、Cocoaフレームワークしょうね)。

OSXとiOSの統合がなされないまま、
すべてを飲み込むWindows Phone9のリリースが近いのが気になるところ。

中継ぎで出すべきは、OSXのiPadだろうな、apple watchではなく。

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ウガンダの日々。

September 12, 2014

これから30年後には、日本の人口を抜くといわれるアフリカのウガンダ。
現在の国民平均年齢15.1歳。

人類発祥の地と言われる東アフリカは、
2005年に、ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジでEAC=East African Community=東アフリカ共同体を結成。
2007年には、EUとの間でEPA=経済連携協定を締結し、輸出する農産物の関税を撤廃するとともに、
欧州から輸入する工業製品等の関税を段階的に撤廃し、急速に発展中。

なにより、この国の魅力は猥雑さとなんとも言えないパワーに尽きると思う。
パンデミックすら飲む込む「人間力」に溢れている。

バイクは三人乗りがデフォルト。
街に出れば、昼から酔っぱらっているのか、素面なのか、一見わからないオジさんがいっぱい。
学生服に身を包む若者は、集団下校しながら、裏通りを闊歩する。

ここは、僕が好きだった「昭和の池袋」に、どこか似ていると、街を歩きながら感じる日々。

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「二十一世紀の写真撮影と動画制作講座」。

August 29, 2014

数週間前から、メールマガジン「高城未来研究所」にて、
僕にとって、生まれてはじめての写真撮影と動画制作講座をはじめました。

思い返せば、大学生のときから仕事として映像制作に携わるようになったこの四半世紀以上、
僕はただの一度のアシスタント経験も、誰かになにかを習った経験もありません。
そして同じように、いままで一度も誰かに演出や撮影を教えたこともありません。
ですので、独学ゆえかなり偏った手法が多く、また本稿が僕にとって「具体的な撮影方法」に関するはじめての執筆となります。

毎年、夏休みになるこの時期には、
メールマガジンにも写真と動画撮影に関しましてかなりのご質問を頂戴するのですが、
ほとんどの方は、別にプロを目指しているわけではなく、
ご自身のブログやフェイスブックなどに掲載する写真を、より良く撮りたい! とお考えの方だと思います。

しかし、イザ良い写真を撮ろうとして書籍やサイトを見回せば、
プロカメラマンによる「正しい写真の撮り方」のような本ばかりが目立ち、
もっと簡単で、短時間で、できれば旅行時の荷物も少なく、それでいて「グッとくる!」写真や動画を撮る方法の記載は、なかなかありません。
その理由は明らかで、そのような安易で偏ったメソッドは、「プロ」としてNGとされていることばかりだからなんです。

さて、この上下の写真は同じ写真ですが、現像アプリによって、まったく違う写真が出来てしまう方法。

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数千円のアダプターで、目に見えない世界を撮る方法。

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5秒で「アレさえなければ!」と思うものを消す方法。

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そして今年の夏、中央アジアで撮った「私的な旅行ビデオ」の作り方などを、お話ししています。

僕が得意な「短時間なテキトー撮影」など、プロとしては絶対に許せません。
「カメラマニア」にとっても、そのような人は「敵」と見なされます。
しかし、ほとんどの方々は「テキトー」と言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、プロではありませんし、
またプロになりたいとも思っていらっしゃらないと思います。

むしろ、決まり事にとらわれない「いままでのセオリー」を打破した方のなかから、次世代の表現者が生まれる可能性すらあります。
DJによるスクラッチが誕生する遥か前、
レコードプレイヤーを開発した人は、まさかターンテーブルを擦って音楽を奏でる人が出るとは、思いもよらなかったはずです。

既成概念を壊すのは、実は身近な日々のなかにあるように思うのです。

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