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日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオ・ビエンナーレ」でグランプリを受賞。総務省情報通信審議会専門委員など要職歴任。六本木ヒルズのコマーシャルやルイ・ヴィトンのためのジャパニメーションのプロデュースなど、多方面で活躍。

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iPhoneその2

July 17, 2007

iPhoneってなにがスゴイんですか?
と、毎日のように聞かれる。
それはデザインでも機能でもコンテンツでもサービスでもない。
「感じ」が違うのです。
これは、なかなかうまく言うことができない。
そこがiPhoneのあたらしくスゴイところだ。

例えばiPhoneにはマニュアルが一切入っていないので、箱が小さく軽い。
日本の携帯電話を買うと、すべて読むことはない分厚いマニュアルが入っていて、箱が大きく重い。
そんなどうでもいいような、しかし実は本質に近いことしか、ここでは書くことができない。
是非、一度触って実感していただきたい。
これはケータイなの!?

もう少しわかりやすい点を言えば、お客様(製造者が売る相手)が違う点は大きい。
iPhoneのお客様は、ユーザーそのものだ。
そして、日本の携帯電話メーカーのお客様は、ユーザーではない。
大手通信キャリアである。

そして昨今、どのキャリアがiPhoneをサービス・インできるかが話題だが、
実は問題のポイントが少し違うと思っている。

NTTドコモのi-modeは、世界でもっとも進んだ携帯サービスだった。
それは、通信網、ハード、OS、コンテンツ、課金集金などを、
一社ですべてコントロールできるから成せることであった。

iPhone導入に際し、各キャリアが、
i-modeのようなパケット高収益ビジネスを捨てられるか?が、最大のハードルになるだろう。
だから、いまのメジャーキャリアではないあたらしい携帯電話会社からiPhoneがはじまらなければ、
キャリア、アップル、ユーザーの三者ともにiPhoneの魅力は半減してしまう。

グーグルの限界は、リアルワールドを制することができないことにある。
だから本当のポータルとは、今後iPhoneのようなものになるだろう。

どんな形であれ、来年の春までにiPhoneが日本でサービス・インしないのであれば、
それは世界IT選手権のファイナル・ラウンドのゴングが鳴ってしまった、と自覚すべきだ。

iPhone2.JPG

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