少し早いが、今年前半のベストガジェット発表。
毎年、ボーナス時期になると様々な雑誌で特集が組まれ、
僕自身もよく参加するが、
今年は、雑誌広告主の意向一切なしで、唯一本ブログで自由闊達に語ることにする。
まあ、ブログに広告主の意向が反映されるのも、時間の問題だと思う。
収益構造が一緒だからね。

●第一位
「Pacemaker/ペースメーカー」。
文句なしの第一位。
これの出現でiPodの使用頻度が一気に減った。
簡単に言えば、単体で2トラックを持ち&同時再生でき、
単体でミキシングができるiPodのような120Gのシリコン・プレイヤー。
子供のDSのように、正月に入手してからこの数か月、僕はずっとこれをいじっている。
現在制作中のリミックス・スタジオでも離さないので、
リミックス作りながらリミックス遊びで、頭の中でさらにリミックスで、もうわからん。
このマシンは、1曲目を再生しながら、ヘッドホンで二曲目のBPMを合わせ、エフェクトまでかかる逸品。
勿論、ヘッドホンアウトとラインアウトとふたつ装備。
ドイツらしい無骨なデザインも良い。
アップルは、イメージは先進的だが、ビジネスは極めて保守的で、
特に最近は代替商品ばかりなので、
このあたりには踏み込んでこないだろう。
いつかこのペースメーカーだけで、ライブDJをしてみたい。

●第二位
「HPトラベル・コンパニオン」。
簡単に言えば、人ナビというか、電子地図帳というか、ハンディGPS。
カーナビがないと、車で目的地までなかなかたどり着けない輩が多い昨今、
僕はもうこの手がないと旅行にいけなくなってしまった。
この市場は、聞いたこともない会社がイッパイあるので、今後も目が離せない。
市場占有率第一位は、TOMTOMって会社だぜ!?実に面白い。
大手ガーミンは、グーグルの携帯電話OSを使って、
今年の第三四半期に、携帯を出荷することを表明。
ARMチップを採用しているメーカーが多いので、
早いチップの製品を買わないと、ストレスになるので注意。
十年以上前に、「サーバーを制する者は世界を制す」と自著に書いたが、
今後は「衛星を制するものは世界を制す」に変わっていくことだろう。
個人的にも軍事衛星が、ガジェット市場に転換されるのは、良いことだと思う。



●第三位
「X-miniカプセル・スピーカー」
年間トラベルスピーカーだけで、5、6台は買っていると思う。
隔月購入って、感じです、実際。
これだけは、買って聞きこまねばわからない。
店頭で箱から出して、試聴させてくれる店など滅多にない。
しかも、8割は買って失敗をする。
今年前半の秀作はこれ。
パワーも音質も良いし、開くと広がりのあるサウンドになるのはナイスアイデア。
単体売りなので、ふたつ買ってステレオ仕様にするのがベスト。
USB充電なので、使い勝手も良い。

●次点
「アマダナ N705i 限定モデル」
日本の雑誌なら一位アップル製品、二位ソニー製品か任天堂などがお決まりだが、
今年の日本の新製品で唯一ちょっと使ったのがこれ。
企画もデザインもいいが、質感が通販家具。
実に残念である。
事実、人前で出すのが恥ずかしいので、3日で使うのをやめた。
100万円以上の携帯電話は、すでに世界で50機種以上のモデルをだしている中、
これで限定って言われても、正直困る。
価格的にも高くてもいいので、メイドインジャパンが世界に誇れる携帯を作ってほしい。
惜しいので次点。
●総評
やはりモバイル系の新興メーカーは、面白い。
ヨーロッパの企業のアイデア力とデザイン力を中国の企業が生産。
これが、全体的な大きな流れだろう。
これからiPhoneをありがたがる我が国は問題で、
声を大に、日本のキャリアとアップルに文句を言った方がいい。
この情報時代に遅すぎる。
iPhone!? そんなのやめて、もっとすごいの作ろうぜ。
僕らは、そんな国だったはずだ。