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日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオ・ビエンナーレ」でグランプリを受賞。総務省情報通信審議会専門委員など要職歴任。六本木ヒルズのコマーシャルやルイ・ヴィトンのためのジャパニメーションのプロデュースなど、多方面で活躍。

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「崩壊は、再び起きている-ソ連の実例とアメリカの展望-」

March 14, 2009

先日立ち寄ったニューヨークで、
全米で話題沸騰の書籍"Reinventing Collapse-The Soviet Example and American Prospects-"を購入し、
やっと読み終えた。
日本語で言えば「崩壊は、再び起きている-ソ連の実例とアメリカの展望-」といったところ。

ソ連崩壊を目の当たりにした作者が、
アメリカの現在の状況が、崩壊前のソ連に酷似しているという本。

崩壊本は、世界中で出版されているが、
国家が崩壊するとどうなるのか、
崩壊時になにをすればいいのか、
崩壊後の職とはどんなものか、
などが書かれている実録本は、この本ぐらいだろう。
やや客観的データが乏しいのが気になるが、
経験から書いている流通の崩壊からはじまる食糧難や、
都心部より半端な田舎こそ危険など、学ぶべきことは多い。

作者は、アメリカ在住のロシア人科学者/プログラマーのドミトリー・オルロフ。
どこかで聞いたことがある名前だと思ったが、
環境とエネルギー問題で、ピークオイルを説く一人だった。

世界経済が、現在の一服的状況を終え、
再び回復する兆しが見えれば、なにも問題はない。
しかし、このまま経済だけではなく、
政治、社会、文化とあらゆるものが崩壊し、
そのすべては、大きく変わらざる追えなくなるとしたらどうなるのか。

ここで自分を振り返り、半年前と何が変わったかを考える。
社会のような大きな枠組みではなく、個人の日々だ。
それは、変えられた、ではなく、一早く状況を見ながら、自分で変えることが大事であると考える。

僕は住んでる場所も、仕事内容も、家族も、すべて半年前とは違う。
それが良いか悪いかではない。
勿論、出来るか出来ないかでもない。
どんな大きな社会変化よりも、自分がまず変わっていく勇気を持つ。
どんな環境や変化にも順応する力とノウハウとスピードを蓄える。
例え同じ仕事でも、アプローチや表現の手段や場を変えていく。

そして、いつも自身に問う。
政治や経済ではなく、自分自身を変えることが、いま本当にできるのか?
それを試されている時だとしたら、どうするのか?
少なくとも、もっと身軽になることは、誰にでもできるのではないか?

回答は、日々迫っている、とオルロフは主張している。

Reinventing.JPG

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