美味しいフルーツ日和。
October 9, 2009
忙しかった夏を終えて、久しぶりに自宅に戻った。
10月中旬になっても、この街の日中は30度近い快晴日が続く。
まずやることは、お気に入りの食料の確保。
バルセロナには「ボケリア市場」(別名サンジョセップ)と呼ばれる市場があって、
年中美味しいものが並んでいるが、
なかでもこの季節は、美味しいフルーツ日和が続き、僕も毎日のように買い出しに出る。
スペインの食料自給率は、100%以上。
そのせいかはわからないけど、1買うと3ぐらいオマケをくれる事がある。
顔見知りになれば、オレンジひとつの値段で、いつもみっつもくれる。
ミントの葉などは、基本無料。
「配分」が最大の問題となっている現代社会で、
この市場では街の人々が、まるで物々交換のようにお互いしっかり助け合っていると、いつも感じる。
今度、いつものおばさんに日本の団扇を持っていこう。
お気に入りは、絞り立てのミックスジュースと、その場で食べられる、まるでフルーツ幕の内弁当のようなセットパック。
日替わりで、あらゆる種類を飲んで食べているが、なかなか飽きない。
今日飲んだのは「ココナツ・ストロベリー」。
美味しいミックスジュースを飲むたびに、ミックスは、DJをはじめとする現代文化の基本であり、バランスが肝である、と再考する。
おばさん、ナイスリミックス!
もう十年以上前のNHKの番組「ようこそ先輩」で母校に帰ったときの授業のタイトルが「混ぜる!」だったことを、ふと思い出す。
あのときの小学生たちは、いまなにしているだろうか?
世界は、日に日に混ざっている。
ベジタリアンにはきっとなれないけど、
果物しか食べないフルーテリアンなら、この街でなれるかもしれない、と一瞬思うが、
帰りには、必ず生ハムを買ってしまうのであった。
道のりは、まだ長い。






