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日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオ・ビエンナーレ」でグランプリを受賞。総務省情報通信審議会専門委員など要職歴任。六本木ヒルズのコマーシャルやルイ・ヴィトンのためのジャパニメーションのプロデュースなど、多方面で活躍。

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二十倍底。

October 28, 2009

最近、この先を考えるいい機会があったので、
何回かに分けて、僕が考える現状と少し先の未来について、書いてみたい。

報道を見ると、
「景気は底打ち」もしくは「二番底に注意」のどちらかに別れているようだ。

僕の意見は、どちらも違う。
世界の都市を歩き、自分の目でみて実感する。

今年の1月にこのブログで、アメリカが昨年末三ヶ月に作ったお金の量は二百年分に達している、と書いた。
しかし、そのお金は市中に出回る気配は一向になく、
救済名目で大手金融機関や企業にまかれ、
それが投機市場に投入されていることから、
株価は暴落せず、ゴールドなどのコモディティは急上昇し、今後も乱降下を続けるだろう。
いまや問題はアメリカだけではない。
どうやら時差はあっても世界中が同じ方向に向かい、同じ危機に直面している。

この間、ほんの一握りのパワーエリートや現状を理解している者は、
最後の荒稼ぎをし、逃げ出す準備に余念がない。
彼らは、最後に盛り上がるパーティで笑いながら、シャンパン片手に、そっと出口付近に移動している。

国家に危機回避名目で作ってもらったお金で、株価を買い支えてもらい、
多額のボーナスや売り抜けをして、ほぼ目的は達成した時期にいまはある。

サブプライム問題と言われて久しいが、
当然ながら、順番で言えば次はプライム問題となる。
この言葉があってるかどうかはさておき、
あまり裕福でない人々の郊外の家がサブプライムの発端だとしたら、
高級住宅街の家や都心の商業ビルがプライムということになる。

このプライムバブルは、サブプライム・バブルの表面化しているだけで10倍、実際は20倍あるだろう。
少し乱暴な言い方をすれば、
今後、いまの二十倍の不況が来る、と思ってよい。
これを「二番底」などという言葉で片付けてはいけない。

問題は、突然かジワワジか、のどちらか、である。

決して日本で詳細をわかりやすく報道される事はないと思うが、
ここでロイター発表の現状と、再度急激に刷られたアメリカの紙幣発行(マネタリーベース)を掲載する。

底は深くて、まだまだ見えないが、淵が見える日は遠くないだろう。

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October 28, 2009 , 2:34 AM

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