DSB。
October 30, 2009
前回は、不動産の観点から話を書いた。
今回は、金融機関の観点で話をしたい。
今年に入り、アメリカでは100行を超える金融機関が倒産した。
この100行は、いわゆる地銀でサブプライムに耐えられなくなったと言われている。
本当にそうだろうか?
今回の世界同時不況の小さな目に見える金融危機発端は、
もう二年以上前に
このブログでも書いたように、
イギリスのノーザンロックの取り付け騒ぎだった。
僕はこのシグナルを見逃さなかった。
その一年後、金融危機は誰の目にも見える事になる。
アメリカと距離を置くヨーロッパの金融機関の小さな火種が大事の予告となっている。
アメリカ国内、もしくはその影響下にある国であれば、あらゆる報道を使って、
ないものはあることにし、
あることは、ないものに出来るが、他国であればそうはいかない。
先日、ついにオランダのDSBが破綻した。
取り付け騒ぎが起きた数日後のことである。
この秋、僕はこのシグナルを見逃さない。
大きな波のはじまりは、メインストリームではないところから、いつも起きる。
そしてその波は、市民が起こす。
日本でどこまで正しく報道されているかわからないが、
DSBは、サブプライムの余波だけでは片付けられないことであり、
ヨーロッパでは、大騒ぎになっている。
なにしろ35万人以上の口座が凍結されたからだ。
すなわち、前回に書いたプライムバブルが崩壊する前に、
金融機関が崩壊すれば、必然的にプライムバブルは崩壊し、
それと前後する形で、様々な仕組み、例えばクレジットローンなどは、徐々に崩壊することになる。
プライムバブルなどが、サブプライムのおよそ20倍の規模であり、
すべての崩壊が同時にやってくると、
それはいまの不況の50倍以上の規模となる。
この大波をどこまで食い止め耐えられるのかは、
もはや国家ではなく、各々個人の用意によるところは、言うまでもない。






