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日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオ・ビエンナーレ」でグランプリを受賞。総務省情報通信審議会専門委員など要職歴任。六本木ヒルズのコマーシャルやルイ・ヴィトンのためのジャパニメーションのプロデュースなど、多方面で活躍。

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水の値段。

January 24, 2010

日本は、デフレだと言う。
これからインフレになるという。
なにを持ってそのように言うのか、僕にはなかなか理解できない。

例えば、人間にとって重要な水、ミネラルウォーターをみてみよう。

バルセロナでは、一般的に購入される水は、8リットル1.5ユーロ。
およそ200円である。
東京で一般的な水は、500ミリ130円である。

ご存知だと思うが、水の原価はほぼ無料だ。

そうすると、その水のコストは、
店の不動産代、流通代、人件費などがほとんどだということがわかる。
しかも、わざわざヨーロッパから水を持ってきて、高いに決まっている。

元々その商品とは本質的に無関係なコストがついていたものが、
安くなった、いらなくなったからデフレだ、不景気だというのはおかしい。
必要なものが、正しい価値に向かっているだけである。

不況だ、デフレだ、インフレが来るという人は山のようにいるけれど、
高速が安くなったし、山に美味しい水を汲みに行こう、という人はほとんどいない。
こんなに豊かな山河ある国なのに。
保健所の水質検査が大切なら、ちょっとした濾過ストローを持参すれば良い。

おわかりのように、
いまの問題は経済の問題ではなく、
価値観の変化の問題であり、今後も経済問題は解決しなくとも、
豊かな社会に変えられる方法はいっぱいある。

試しに、美味しい水を汲みに行ってみるといい。
ヨーロッパからやってきたペットボトルの水より遥かに美味しいから。

BCNwaterS.jpg

バルセロナでは、この8リットルのミネラルウォーター1.5ユーロでも、文句を言う人が多い。
皆、原価を知ってて、日々社会構造に疑問を抱いているからである。

January 24, 2010 , 7:47 PM

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