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日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオ・ビエンナーレ」でグランプリを受賞。総務省情報通信審議会専門委員など要職歴任。六本木ヒルズのコマーシャルやルイ・ヴィトンのためのジャパニメーションのプロデュースなど、多方面で活躍。

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銀座、2010年2月。

February 14, 2010

日曜日の夕方、久しぶりに銀座に行ってみると、驚くほど活気がない。
有楽町西武は、今年閉店するという。
そのトピックは、なによりも精神的に大きくこの街に響いているように見えた。
実際、ガラガラだ。

しかし、デパートが閉店することが問題の本質なのではなく、
デパートは、いつ、なんではじまったのかを、いまもう一度考えるときなのではないか?
そうすれば、この先行きがわかるのではないか? と夕方の銀座でしばらく考えた。

かつてロンドン在住時、「ハロッズ」の三軒隣に住んでいて、
毎日のように「ハロッズ」に通って、デパートの本質はなんなのか、オンライン時代に必要なのか、を真剣に考えたことがある。
調べてみると、その起源は19世紀にさかのぼり、産業革命で大量生産されたものを集めて陳列する場所からはじまったことがわかった。
だから産業革命の地、イギリスが小売業やデパート発祥の地となったことを思い出した。

実はデパートが終わることは、産業革命以降の大量生産時代の終焉を意味し、
二十世紀的都市構造や、モノを集めるという思想がもうじき終わることを、身をもって僕らに教えてくれているのではないだろうか。

夜になると、銀座の街に明かりは灯るが、その灯は数年前より暗いと感じる。

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February 14, 2010 , 8:22 PM

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