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日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオ・ビエンナーレ」でグランプリを受賞。総務省情報通信審議会専門委員など要職歴任。六本木ヒルズのコマーシャルやルイ・ヴィトンのためのジャパニメーションのプロデュースなど、多方面で活躍。

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月一デパート。

March 9, 2010

いま住んでいる街は、人口数千人の小さな街。
考えてみたら、いままで45年あちこちで暮らしてきて、一番小さなサイズの街に住んでいます。
でも、生活や買い物で困ることはありません。
インターネットとFEDEXが届けば、どこでも仕事はできるし、それが現代社会の最高の利得でしょう。

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この街にはデパートどころか、高い建物もないのですが、
月に一度、広場で大きなマーケットが開かれます。
日用品や衣類、書籍に飲食やマッサージまで、
言うならば、移動型月一デパート。
木の下にカフェを作ったり、空き地で歌う人がいたりと、とても素敵な雰囲気です。
なによりデパートは、月に一度で丁度いいこともわかりました。

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一方、もう少し近代的ななにかを求めている自分がいます。
例えば、コンクリの巨大デパートでもない、
このマーケットのような簡易設備でもない、
あたらしい移動する建物が、もう少し先の時代に求められているのではないだろうか?と自答します。
それは車ではありません。
建物そのものが移動できるわけでもありません。
数時間で建てる事ができて、すぐに解体もできて、電気も自分たちで自発するような安価な建造物があったら、
内装は凝れるし、このマーケットでは目にしないような店舗も増えるでしょう。
木だけで組み上げられた和風の建物で、その地で採れた鮮魚を使ってどこでも寿司屋が出来たら、きっと大繁盛すると思います。

まるでリミックスのように日々風景が変わる町並み。
不動産資本主義からの脱却。
僕も建物を持参して、引っ越す未来が来るかもしれません。

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March 9, 2010 , 10:50 PM

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