大型連休にぴったりなビッグスケールの体験型企画展
2023年12月20日(水)〜2024年5月31日(金)に開催
週末の“To Do”リストに加えておきたい、今見るべきアート展を毎週金曜日に紹介するHONEYEE.COMのMUST-SEE ART。そろそろ始まるGWには大型連休にふさわしい、ビッグスケールな企画展を体験しに出かけてみては?
2020年11月にオープンした 角川武蔵野ミュージアム は、隈研吾 がデザイン監修したことでも知られる埼玉県所沢市内にある文化複合施設だ。1階にあるグランドギャラリーで開催され、度々話題を呼んでいるのが巨大な映像空間へと没入できる360度の体感型デジタルアート劇場。
Creative Direction: Gianfranco Iannuzzi
Created by: Gianfranco Iannuzzi – Renato Gatto – Massimiliano Siccardi
KCM Editing: Rino Tagliafierro
Production: Culturespaces Digital®
前回の「ファン・ゴッホ展」はなんと24万人の来場者数を記録し、SNS上でその様子を見た方も多いはず。その最新作となる第3弾の「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」では、画家としての域を超える才能を発揮した スペイン人アーティストの サルバドール・ダリ 、そして彼が遺した作品を様々なアプローチから体感することができる。
Creative Direction: Gianfranco Iannuzzi
Created by: Gianfranco Iannuzzi – Renato Gatto – Massimiliano Siccardi
KCM Editing: Rino Tagliafierro
Production: Culturespaces Digital®
3つに分かれる会場スペースは、まず目玉となる体感型デジタルアート劇場からスタート。一度は目にしたことのあるだろう数々の名作をはじめ、写真やインスタレーション、映画やドキュメンタリー写真などから構成される映像が、床や壁面のまさしく360度に映し出される。
©角川武蔵野ミュージアム
その先に広がる「言葉の回廊」では ダリ の自伝から引用した言葉が展示され、おそらく本人も予想してなかった手法で現代に蘇った言葉の数々から、奇才が歩んだ生き様を紐解けそうだ。
展覧会の後は醍醐味とも言える、ミュージアムショップならではのグッズも欠かさずにチェックしてみよう。
<Information>
サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―
会期:2023年12月20日(水)~2024年5月31日(金)
会場:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
営業時間:10:00~18:00(最終入館は17:30まで)
休館日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)