nonnative の 藤井隆行 が監修・復刻した マルニ木工 のマガジンラック
2024.10.11
nonnative  藤井隆行 監修 復刻 マルニ木工 マガジンラック

伊勢丹新宿店で「RE-INNOVATION Vol.3 No.544 Magazine rack supervised by Takayuki Fujii」を開催

Text Yukihisa Takei

1928 年に広島で創業した木工家具メーカーのマルニ木工は、一世紀近い歴史の中で数々の家具の名品を世に送り出してきた。中でも1950 年代〜 1970 年代に製造されたプロダクトは、中古やヴィンテージ家具好きの間で「オールドマルニ」の愛称で親しまれ、中古市場でも人気を集めている。

その「オールドマルニ」の名品のひとつが、1963年に発売されたマガジンラック。このヴィンテージ品を個人的に愛用していたのがnonnativeのデザイナー、藤井隆行だ。このモデルを、藤井の監修のもと忠実に復刻した製品が2024年10月16日(水)から22日(火)の期間、伊勢丹新宿店 本館5階のセンターパーク / ザ/ステージ#5で展示、発売となる。

この企画は2022年より継続している、マルニ木工と伊勢丹新宿店が家具再生の新しいかたちを提案する企画『RE-INNOVATION』の第三弾だが、これまでの同企画のアプローチと異なり、藤井監修によるデザインアレンジは行わず、オリジナルに忠実であることにこだわり、当時の設計図を基に復刻したという。

藤井は、「約 60 年前にこれだけ使い勝手が良くて、和と洋 が融合したような洗練されたデザインの家具を日本のメーカーが手がけていたことを知ってほしいから、あえて今回は過去に遡りたい」と話す。

nonnative 藤井隆行 監修 復刻 マルニ木工 マガジンラック

復刻されたマガジンラックは、デザインはオリジナルに忠実に、カラー展開は現代の暮らしに合わせて木目を生かしたナチュラル、ライトブ ラウン、ダークブラウン、グレーの4色展開に。このラックは、雑誌や本はもちろん、子どものおもちゃ入れや PC 置きなど、多彩な用途にも対応しそうだ。

[INFORMATION]

マルニ木工No.544 マガジンラック 
¥69,300  
サイズ : W500 × D385 × H385 mm 
素材 : チーク、ラタン 
カラー : グレー ( 伊勢丹新宿店限定カラー )、ナチュラル、ダークブラウン、ライトブラウン

RE-INNOVATION Vol.3 
No.544 Magazine rack supervised by Takayuki Fujii 
会期 : 2024 年 10 月 16 日(水)〜10 月 22 日(火) 
会場 : 伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク / ザ・ステージ# 5  

[CONTACT]
マルニ木工
TEL:03-5614-6598
www.maruni.com