国立競技場の大型駐車場スペースでインスタレーション展覧会も開催へ

Text Takaaki Miyake

様々な領域での作品を発表し続けているアーティストの YOSHIROTTEN が、新プロジェクト“SUN”をローンチする。

同プロジェクトは、インスタレーションやNFT、プリントエディション、バイナルレコード、書籍などの多岐にわたるメディアで構成されるが、これはパンデミックが始まった2020年初頭から制作された365枚のデジタルイメージからスタートしたという。

YOSHIROTTEN は、コロナ禍の最中で突き付けられた行動の制限を創造性に転換。1日1枚のイメージを制作することを軸に描き続けた作品は、デジタルツールを用いた手作業で着彩しているため、全てが異なる独特の印象を持つ。またタイトルには、1月1日から12月31日までの日付が冠されている。

2022年以降、この作品郡はゲリラ的に様々な場所やメディアや形式で披露されてきた。そして春分の日かつ太陽の日である2023年3月21日には、本プロジェクトのオフィシャルサイトをオープン。同時に全365点のデジタルイメージが公開され、初のNFTもリリースされる。

また2023年4月1日～2日には、国立競技場の大型駐車場スペースでインスタレーション展覧会も開催されるので、この壮大なプロジェクトをリアルで目にできる絶好の機会となりそうだ。

［INFORMATION］
YOSHIROTTEN
https://www.yoshirotten.com/