作品の一つをジャガード織に落とし込んだアートなクルーネックニットも発売
Text Yukihisa Takei
2021年にスタートしたPOST-FAKEは、「嘘だらけの時代に終止符を打ち、本物のアーティストに光を当て、新たなアート/カルチャーの世界を築いていく」を掲げるプラットフォーム。
昨年末にはアーティストの奥田浩太との取り組みも話題となったが、今回は奇想漫画家・駕籠真太郎(かごしんたろう)の新作個展「曼荼羅律動 | MANDALISM」を開催中。
駕籠真太郎は1998年のデビュー以来、緻密な描き込みによる高密度で猟奇的な表現を軸に、一貫してエロ・グロ・ナンセ ンスな世界を構築してきた作家。大友克洋や士郎正宗、藤子・F・不二雄、筒井康隆などの影響を受けながら、日本マンガ史の裏面・傍流において常に実験的な表現を続けている。近年は日本のみならずヨーロッパ圏を中心にカルト的な指示を集めている存在だ。
今回の展示に際し、駕籠の作品の一つを落とし込んだアパレルプロダクトが登場。アクリルとウールのジャガード織で総柄に仕立てたクルーネックニットは、まるでペルシャ絨毯のような存在感を醸し出している。
2024年3月10日(日)までオンラインで先行受注しており、規定数に達し次第終了予定とのこと。展示と合わせてチェックしておきたい。
[INFORMATION]
「曼荼羅律動 | MANDALISM by 駕籠真太郎 」
会期 : 開催中(2023年3月3日日曜日まで)
会場 : POST-FAKE project 東京都港区六本木5-2-4 3F
SHINTARO KAGO x POST-FAKE Graphic Jacquard Sweater ¥38,000+TAX
[CONTACT]
オンライン受注ページ
https://products.postfake.com/products/shintaro-kago-x-post-fake-graphic-jacquard-knit